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カテゴリー:木材

スタッフブログ

【#107】 鎧(よろい)

秋は展示会シーズンといことで、これから年末に向けて,
毎週末イベントが開催され忙しいシーズンに入ります (*゚o゚*)

お客様が展示会の出展ブースを「鎧張り」にされるということで板を用意させて頂きました(^o^)

     

塗装も“真っ黒”に塗りつぶすということで、
戦いの際に敵の武器による攻撃から身を守る「甲冑・鎧」のごとく、
強靭な風合いに仕上がり、
住宅の壁というより“お城”のような雰囲気になられたのではないかと思います(*^^)

 

【#104】 オフィスビル5年経過(大阪日帰出張①)

今日の午前中は打合せで大阪御堂筋に来ました(^^)

  

 

打合せ終了後に、近所の日本圧着端子製造本社ビルを撮影(*^^)v

   
   
    

大都市オフィス街の中で、竣工後約5年経過の表情はとても美しく力強さを放ってました\(^o^)/



20年後を目処に木格子は取り替え予定だそうです (。 ・ω・)

このまま経年変化を続けていくと自然に銘木化していくのではないかと思うくらい状態は良く、
日本中がこのようになると街が美しくなるのではないかと思います(゚∇゚〃)

夜は格子から洩れる光が美しいですが残念ながら日帰りの為広島に帰ります(>_<)

 

【#103】 耳付き+幅はぎ

テーブルを作る際に、一枚物の大きな板がないときや、
予算の関係で「幅はぎ加工」をするのですが、両方に「耳」が必要な場合、
少々手間と時間がかかります<m(__)m>

  

「山桜」の幅はぎ加工がやっと出来上がり、
このあと定寸カットと塗装をすれば完成です\(^o^)/

来週からお店で活躍予定と聞いてますので、
料理とともに「広島の山桜」の表情も楽しんで頂ければと思います<m(__)m>

 

【#102】 10年の森

3連休が明け、今朝は11月の植林事業の下見に山へ入りました。

成長した草や、進行も妨げとなる枝などを取り除きながら今年の植林場所の確認へと。

   
  
小川を流れる水の音、鳥の鳴き声、風や風に揺れる木々の音がずっと流れている中、
昨年、3年前・・・と続けて植林されてきた小さな木の成長を見ることが出来ました。

 
  


そして10年前に植林した桧が立ち並ぶ『10年の森』(目指せ100年の森)を見て感動もありました。
   
 

※無事視察を終えましたが、途中、トラックのタイヤが土に埋まってしまったり、落し物がみつからないなどハプニングがあり、加えて携帯電話の電波も入らないなど、山に行くときには十分な注意と準備が必要であると改めて思いました。

 

【#098】 ルーバー


広葉樹は用途を問わず表面(見える面、触れる面)に「木表」と「木裏」をどちらも使いますが、
針葉樹の場合、床、壁、天井には日本では基本的に「木表」を使います。

最近では、木の使い方も広がり壁や天井にルーバーとして、
板を縦にして使われるケースが増えてきました(^^)

しかし、板の表と裏の表情はたった3cmの違いで、節の数、赤と白の色の割合がこんなにも違います。
【木表】




【木裏】

 
公共建築物や大規模建築物など大きな建物で意匠的に同じ用な木を大量に調達することは、
非常に難しいですが出来る限りお応えしていきますのでご相談ください<m(__)m>

 

 

【#097】 100m道路

広島市内を運転中に、珍しく100m道路の木を移植していました。

   
 
戦後の都市計画で、緑地帯と防火帯を兼ねて実現された100m道路は名古屋市と広島市のみ。
    

原爆ドームや平和公園が広島の街の顔とすれば、
100道路(=平和通り)は広島の街の骨格を形成しているイメージです(゚ー゚*)

この緑の大きさ(多さ)が街の復興の象徴と言われる方もいますが、
ここにくれば広島にいる、広島に来たと個人的には一番感じています。
(※久屋通りに行かないと名古屋に行った気がしません(^^))

およそ150種の木が植えられており、多い種の順に“クスノキ”“ケヤキ”・・・・

そう言えば名古屋と広島は共に市の木(シンボルツリー)が巨木の“クスノキ”

 


野球やサッカーの球団も共に熱狂的で、
“ドラゴンズ”と“エビフライ”と“ドラゴンフライズ”、とてもよく似ています(^^♪

共に街中にお城もあります。 そう言えば明日の

9月15日(日)10時から浅野氏広島城入場400年記念事業としまして、
時代行列・入城行列が広島市内で開催され、武士・町人など約150名が江戸時代の人に扮して町を練り歩くようです。

お時間ある方はぜひ行かれてみてはいかがでしょうか↓

https://www.asano400.jp/about/

ちなみに、木材どころの紀州から浅野氏が広島に来られてから、
広島の木材産業が活発になったそうです\(^o^)/

 

【#091】 赤=強い

赤といえば、広島ではカープですが、
食の世界では、マグロ・カツオといった赤身魚や最近では赤身肉が人気 (○´ڡ`○).
木材の世界でも、名前の通りレッドウッドやレッドシダーがあり、
カリン・ケヤキ・ブラックチェリー・マホガニーなど数多くあります(*´ω`*)
 
中でも国産の杉の赤身、しかも天然乾燥した材に限り抜群の強さと美しさを発揮します((゚∀゚ )
  
  

赤身は、外側(辺材)の地中の水分を汲み上げている白い部分とは異なり、
丸太の中心部分(心材)で虫や腐れに強い成分が詰まっています(^^)
赤身は水を吸収しにくいため、外構部の木造・木質化にお勧めです(*´∀`*)
 

※腐りにくい製品や木材利用の面で、薬剤を注入して付加価値製品を作る方法もあります。
注入品は、注入しやすい白い辺材部分が好まれ、但し薬剤は中々芯まで入っていない製品も中にはあります。
薬剤の届いてない白い部分に固定用の釘が刺さると、白い部分は弱いため、注入材を使われる場合は、
芯まで含浸された材が、良いです。

“赤=強い”ということで週末の阪神戦、まだまだあきらめていませんo(・`д・´。)
強いカープとともに週を明けたいものです゚・*:.。. ☆ヾ(勝´∀`利)ノ☆.。.:*・゜

 

【#087】 白華(はっか)現象

 

“ 砂糖パン ” の写真ではありません(・・*)。。oO?

現場で余った不燃木材を外に置いてた間に薬剤が漏れて出来た白華現象です(。 ・ω・))

防火材料とて木材に薬剤を注入し、不燃木材・準不燃材・難燃材を作ることは出来ますが、
使用する際の条件として、空調管理(※湿度を低く)と、
塗装品(※薬剤を閉じ込めておく)を使用することが重要です(施工段階からすでに)‼️

雨が降って湿度の高い日(※特に梅雨時期は要注意)に、
上記薬剤注入された木材を無塗装のままさらしてしまうと、
赤ちゃんのオシメのごとく水分を吸い込んでしまい、後に薬剤の白い粉や水分が溢れ出てきます(PД`q*)

木材利用や木質化の意義・観点から、
これからもっと活用されると思いますが、
施工時・使用時は細心の注意をお願いします<m(__)m>

 

【#082】  cutting board

年に2枚のペースで木のまな板(cutting  board)を使ってます(^^)
プロの方々もよく使われます包丁に優しい柔らかいイチョウ(銀杏)、
 

 
又は、抗菌性の高い朴葉(味噌等)でお馴染みのウグイス色でギラギラと綺麗なホウ(朴)
 

 
どちらも毎年廿日市木材港の木材利用センター祭りの為に木材メンバーと製作してますが、
1000円~2000円とお手頃ですヾ(*´∀`*)ノ
最近ではおしゃれな食器としても使われてますが、
形やサイズも様々で小さなものは500円からございます(・ω・;|||.

“木のまな板”を使ってみるのもいかがでしょうか(pq*´∀゚)

 

 

【#080】 山桜~ヤマザクラ~

広島県産の木材と言えば、針葉樹の杉や桧、松、広葉樹のケヤキ、クリ、クス、ホウなどまだまだ色々ありますが、
中でも私が結構一好きな木が“ヤマザクラ”です(*´∀`*). 

  

 

家具やフローリングではアメリカの“ブラックチェリー”という木が有名ですが、
広島(国産)のヤマザクラも良く似た表情で、オレンジ色の穏やかな表情の中に、
ピスタチオ色のグリーンが混ざってとてもファッショナブルに感じます(*´∀`*).

写真は荒材でわかりにくいですが、削って幅接ぎしてダイニングテーブルが完成した際には、
ぜひともUPしたいと思うのですが・・・その前に見積もりをクリアしなければなりません(;≧σ≦)

 

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